【総本数 140本 → 150本!!】牛乳パックで背もたれのある椅子を作ったら子供が距離をとってテレビを見れるようになった!!

2020年1月21日

テレビに食いつくのは基準が無いから

子供がテレビを見ているとき、テレビの真ん前でかぶりつくように見てしまって困ることありませんか?

我が家でも、娘が1歳9か月頃のころですが、DWEのDVDを見るときなんかはテレビの真ん前にがっつりで困っていたました。

がっつり食いついてくれるのは嬉しいものの、目にも良くないのでどうにかしないといけませんでした。

娘にしてみれば、「後ろに下がって」とか「Go back.」と言われたり、抱きかかえられてテレビから離されても、「なんで?」といった感じで、物の数秒でテレビの前に戻っていました。

目印も何もないリビングでテレビから離れろと言われてもどれくらい離れたらいいかわからないのです。

ここまで離れたらいいんだよと、基準を作ってあげることが大事なのです。

その基準として用意したのが、娘専用の牛乳パックで作成したイスを置いてあげること。

ラインを引くとか、単純にイスを買ってきて置くでもよかったのですが、どうせなら牛乳パックでイスを作ったらおもしろいんじゃないか!となりました。

長岡の子育て施設はもっとすごい

今回、牛乳パックでイスを作るにあたり、参考にさせてもらったサイトがあります。それがこちら。

長岡の 「ちびっこ広場」 さんでは、施設全体として牛乳パッククラフトに取り組んでいるので規模が違います。

我が家では一家庭でちまちまと取り組むことにしました。

作り方:牛乳パックイス

基本的に牛乳パックの作り方は上記サイトで紹介されているものと同じになります。

  1. 中をきれいに洗いよく乾かした牛乳パックを丁寧に折りたたんでいきます。
牛乳パックで椅子を作る
折りたたんだ牛乳パック
牛乳パックで椅子を作るための材料
折りたたんだ牛乳パック2本
  1. 折りたたんだ牛乳パック 4つを1つの牛乳パックの中につめる

※ ちびっこ広場さんでは、6本分の牛乳パックを折りたたんで1つの牛乳パックの中につめていましたが、家庭でその量をやると牛乳パックが集まらず全然進捗しません。我が家では折りたたんだ牛パックを4本つめる方法で作成していきます。

ポイントはつめるときの向き!
力が加わる方向に対して縦にいれた方向が強度が強くなるので、すべて向きは揃えます。
※あとあと強度を確認するのが面倒なので同じ向きで作成したほうが組み立てが簡単になります。。

牛乳パックでイスを作るために牛乳パックのなかに折りたたんだ牛乳パックを入れる
  1. テープで蓋止めして1ブロック完成

蓋をテープで止めてこれでやっと1ブロックが完成です。

我が家では折りたたんだ牛乳パックをつめてテープで蓋をした牛乳パックをブロックと呼んでています。牛乳パックはブロックに進化した、みたいな感じです。

牛乳パックに蓋をしたり、牛パック同士をくっつけるにはこちらのテープが強度もあり便利です。

  1. 2ブロックをまとめて、4ブロックをまとめて

2ブロック完成したらテープでまとめていきます。
2ブロックの塊が2つできたら今度はその2つをくっつけて4ブロック分の塊にします。

今回作成していくイスの座面、ひじ掛けは4本分の塊を組み合わを使用していますが、座面は横方向にくっつけ、ひじ掛けは縦方向にくっつけています。
これは上から下に力がかかることを考慮して強度の強い向きを揃えるためです。

座面とひじ掛け部をくっつけたのがこちら↓

牛乳パックでイスを作る途中経過
牛乳パックでイス
  1. 背もたれの作成

次に背もたれを作っていきます。背もたれは6ブロックの塊を縦に2段つくります。
これで半分。もう一段背もたれを高くしたら完成です。

背もたれを付けた牛乳パックで作成する椅子
背もたれ半分の牛乳パックでイス

完成した牛乳パック椅子がこちら

しっかりとした背もたれもできて立派なイスです。ディズニーツムツム柄のカバーを作成して娘専用のイスとして完成です。

背もたれの牛乳パックで作成したイス
完成した牛乳パックのイス
牛乳パックで作成した背もたれのある椅子の別アングル写真
完成した牛乳パックの椅子 別角度

牛乳パック椅子 作成時の苦労話

今回イス作成にあたり使用した牛乳パックの量はこちら

  • 座面 : 8ブロック
  • ひじ掛け : 8ブロック ( 4ブロック × 2 )
  • 背もたれ : 12ブロック
  • 合計 : 28ブロック / 牛乳パック 140本分

正直、簡単にできるだろうと思ったのも束の間、 とんでもない苦労が待ち構えていました。

それは、牛乳パックを集めること!

牛乳パックを集めることに比べると、牛乳パックをキレイにつぶしたりテープを貼ったりなんかはたいした作業ではありませんでした。

一家庭から収集できる牛乳パックの量はたかだたしれており、140本分の牛乳パックの量をまかなうには長い年月がかかります。

解決策は、ものすごく単純で、

親や会社の同僚にお願いし、一緒になって牛乳パックを集めてもらいました。

おかげで想定よりも早い期間で完成にこぎつけることができました。が、それでも製作期間は、3か月ほどかかっています。

作ってみての感想

やさしい協力のもと完成したイスは子供サイズにぴったりで、娘もとても気に入ってくれました。

お気に入りのイスに座ることでテレビも離れたところから観れるようになりました。

ついついテレビの前まで行っても、「Take a seat.」と声をかけるとイスのところまで戻ってちょこんと座ってくれます。

「テレビから離れる」時の基準を作るという狙い通りでした。

追記

今回作成したままの形状では後ろにもたれ掛かったら転倒してしまう危険があったので、転倒防止対策を行いました。

転倒防止ように補助をつけました。

総本数に+10本で、150本での完成となりました。

転倒防止の補助脚を付けた牛乳パックイス
転倒防止用の補助脚

テーブルとセットとなるテーブルも牛乳パックで作成しました!こちらも大量の牛乳パックを使用した傑作となっています!